成田で3時間あればここ! ~航空科学博物館~ ⑴
9月某日成田空港で3時間半ほど時間があったので、久しぶりに航空科学博物館に行ってきました。
この日は午前中上野と浅草近辺で所用がありましたが、夜の飛行機まで時間ができたので少し早めに成田空港に向かい航空科学博物館に行ってみることにしました。
今回は上野⇒成田空港⇒航空科学博物館までの過程と航空科学博物館の中の様子を紹介します。
京成上野から成田空港へ
浅草駅から成田スカイアクセス線経由のアクセス特急に乗ることも考えましたが、確実に座って行きたかったので、京成上野から京成本線で成田空港に向かうことにします。
スカイライナーで行くことも考えましたが、節約ということで特急にします。
隣のホームにスカイライナーが入線してきました。
いかにも速そうです。かっこいい!
印旛日本医大駅 - 空港第2ビル駅間で、在来線では日本国内最速の160km/h運転を行っています。なお、設計上の最高速度は170km/h。
しかし今回乗るのはこっち。
ロングシートです。
ちなみに スカイライナーで上野から成田空港行くと2,465円です。(正規運賃)
ライナー券のいらない特急で行くと1,025円です。なんと半分以下。
さて成田空港に向かいましょう。
特急の所要時間は74分(空港第2ビルまで)。
ちょうどお昼過ぎだったこともあり乗客は、まばら。
寝ているとすぐにつきました。
成田空港から航空科学博物館までバスで行くため、空港第2ビルで下ります。
第2ターミナルから航空科学博物館へ
第2ターミナルから航空科学博物館へは3つのバス会社で向かうことが可能です。
今回は成田空港交通 博物館線で行きます。
詳しい時間は航空科学博物館のホームページからご確認ください。
乗り換え時間は8分間。地下ホームから3階まで急いで駆け上がります。
間に合いました。
第2ターミナルからは5番乗り場と14番乗り場の両方にとまります。
ガラガラでした。
芝山千代田駅や整備地区などを経由した(誰も乗車してきませんでした)のち、航空科学博物館の敷地内で停車。
ほぼ全員がここで下車しました。
まずは無料で見学できる屋外展示場から見ていきましょう。
航空科学博物館 屋外展示場
管制レーダーアンテナ
空港の近くでくるくる回ってるアレですね。
古いトーイングトラクターもあります。
セスナ175
操縦席にも座れます。
お金を入れるとプロペラが回ります。
ビーチターボバロン
セスナ421
頭上にはこの近さで飛行機が離陸します。
奥の倉庫の横には、ボロボロの機体が……
ビーチボナンザ
リアジェット
アエロスパシャルピューマ
子供用の乗り物もありました。
お次はこれ。YS-11!
この機体は試作1号機です。
JA8611 製造番号2001
中に入れます。
操縦席に入って座ることはできませんが、アクリル板から覗くことができます。
少しだけ座席も残されていました。
右にあるタンクは荷重試験用の水タンクです。
後部ドアからの一枚
現在開発中のMRJの大先輩にあたるのかな
MRJの成功を祈ってます。
この博物館一番の目玉!
ボーイング747の機首部(通称セクション41)。
2011年8月からここに展示されています。
計画から3年もかかりここにきたそうです。
元ノースウエスト航空の747だそうです。
アメリカの飛行機の墓場(マラナ砂漠)にとめてあった機体を、8つに分割して日本まで運んできました。
500円の有料ツアーに申し込むと、内部の見学ができます。
圧巻です。
この角度からジャンボジェットを見れるのはなかなかないのでは。
確か、アメリカのスミソニアン博物館にも同じように展示されていた気が…
塗装は747の初飛行をした時のものを再現しています。
747を発注していた航空会社のマークも塗装されています。
倒産したパンナムのマークも…
セスナ195
この機体は朝日新聞の取材や連絡などで活躍しました。
一通り屋外に展示してある機体は紹介しました。
お待たせしました。それでは中に入りましょう。
つづく……