大阪~東京間の移動最安値1,185円! 青春18きっぷで大阪~東京を日帰り往復してみた。part1
青春18きっぷの季節がやってきた2018年春。
この春も青春18きっぷでどこかに行こうと旅の計画を立ていて、1つの疑問が。
それは……
在来線で大阪から東京まで日帰りで帰って来ることが可能なのか?
ということ。
気になったので時刻表や乗換案内とにらめっこしてみると、
大阪05:00発→京都→米原→浜松→静岡→熱海→東京14:47着
東京15:18発→熱海→浜松→豊橋→米原→野洲→大阪00:22着
という行程なら日帰りで行って帰ってこれることがわかりました。
行ったとしても東京滞在時間はわずか30分。この時は「まぁ理論上は可能なんだ」と流し、もっと現実的な旅の計画を立てていたのですが、どうもこの‘‘大阪-東京日帰り旅‘‘が気になる……。
ということで
実際に「青春18きっぷで大阪~東京間日帰り往復旅」に出てみました。
この旅を成功させるのは事前の下調べが重要です。特に乗り換えがポイントとなってきます。
1つでも乗り換えを失敗するとこの旅は成功しません。
もっと言うならば遅延が発生しても日帰りは難しくなります。
なにせ始発で出発、終電で帰宅ですから。
そのために、以下のような計画表を作りました。
結構真剣に製作しました。
中身はそれぞれの停車駅一覧・乗換駅構内図・途中下車駅周辺図・車窓ガイドなど。
ページ数は30。特に静岡辺りはロングシート・トイレなしの車両に当たる可能性があるので駅トイレの位置なども事前に調べてスムーズな乗り換えができる用意をしておきます。
果たして青春18きっぷだけで行って帰ってこれるのか?
(※注意点)
①この旅の時刻は2017年度の時刻をもとに行動しています。2018年3月17日のダイヤ改正ではありません。少しダイヤが変わっている箇所がありますのでご注意ください。
②成功したからと言って何になるのかという意見もあるのは重々承知ですが、なにとぞお付き合いくださいませ。
それでは実際に挑戦してみました。↓
大阪駅5時ちょうど発に乗るために4時起きです。
改札で改札印を押してもらい入場します。
はたして大阪駅まで無事に帰ってこられるのでしょうか……。
不安でいっぱい(笑)。
(往路)1本目 05:00発 普通 京都行
京都方面に向かう始発電車です。座席は結構埋まっています。
京都までは45分。JRは普通列車でも速いですね。(京阪は最速50分…)
外はまだ真っ暗なので車窓を楽しむことなく京都駅4番線に到着。乗り換えのために2番線まで移動します。
2本目 05:49発 普通 長浜行
次に乗るのも普通電車です。225系12両編成。長浜駅で折り返し新快速となるヤツです。
近江富士の名で知られている三上山が見えてきた野洲駅付近で、夜が明けてきました。
京都駅から1時間。
湖東・湖北の交通の要所、米原駅に到着。
3本目 07:07発 新快速 浜松行
米原駅はJR西日本とJR東海の会社境界駅となっているため、両社の車両が見られます。
朝夕には豊橋行きあるいは浜松行きの新快速・特別快速の発着があります。(ただし岐阜まで各駅停車)。
この列車に3時間乗車します。
米原から大垣までは自然豊かなところを走ります。
この日は雪の溶け始めた‘‘伊吹山‘‘がきれいに見えました。
大垣付近から名古屋方面への通学・通勤の乗客多くなります。
かつてC62形蒸気機関車が高速度試験で129km\hの速度記録を出した木曽川鉄橋を渡り終えると、岐阜県から愛知県に入ります。
愛知県最初の停車駅、尾張一宮駅に停車すると次は名古屋です。
大阪から3時間25分。名古屋駅には8時25分に到着。
名古屋発車後、金山・大府・刈谷・安城と進むにつれて長閑な風景が広がります。
再び住宅街が広がり始めると三河地区の中核都市、豊橋駅に到着。米原発の新快速は豊橋止まりが多いですが数本は浜松まで運転されています。
乗ってた新快速は豊橋までは8両でしたが後ろ4両をここで切り離し、浜松までは前4両で向かいます。
車窓に浜名湖が広がるともうそこは浜松。
大阪から5時間・米原から3時間、面積・人口ともに静岡最大の浜松駅に到着。
ここまでは優等列車かつクロスシートだったので比較的快適に浜松までやって来ましたが、ここからが勝負です。
ここから熱海までは青春18きっぷ利用者の鬼門として有名な静岡県横断に突入します。新幹線の駅だけでも浜松・掛川・静岡・新富士・三島・熱海の5駅もありますからね。
とりあえずpart1はこの辺で止めておきます。
ちなみにこの記事はpart3まで続きます。
青春18きっぷで大阪-東京を日帰りできたのか?
最後までご覧ください。
大阪~東京間の移動最安値1,185円! 青春18きっぷで大阪~東京を日帰り往復してみた。part2につづく。