絶景の海を堪能! 日帰り紀伊半島列車旅 part3 END
絶景の海を堪能! 日帰り紀伊半島列車旅 part2のつづき。
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これが、三部作の最終回です。
まだpart1・part2をお読みでない方はそちらをお先にどうぞ。
最後までお付き合いくださいませ。(^^♪
絶景の大海原をもっと見ていたかったという思いに後ろ髪を引かれつつ…
駅まで戻ってきました。
少し時間があるので駅の反対側へ行ってみると…
「ドクター東海」の愛称を持つキヤ95系気動車が留置されていました。
ドクター東海の検査は各路線で1か月に2回(昼間・夜間各1回)の軌道検測が実施されているようです。
紀勢本線の要衝の駅である新宮駅は、かつて新宮運転区が設けられていたこともあり、構内は留置線が設けられています。
それではそろそろ時間なので、改札まで戻りましょうか。
駅構内には特急くろしお(381系)で有名だったパンダシートと381系の顔出しパネルがありました。
パンダシートってなんか怖い…シュールですね…。
座り心地悪そう(^-^;;。
ドクター東海をホームからもパチリ。
5本目 15:31発 普通 亀山行
さて旅を再開します。
次は、この旅の最長時間乗車になります。
終点の亀山まで4時間10分。うん、長い。
キハ25系という新型普通気動車ですが、車内はロングシート。4時間以上も乗車するのにロングシートか……。
沿線状況や車内清掃のことを考えるとロングの方が良いということをわかりつつも……。(-.-)
新宮を発車後すぐに和歌山と三重の県境である熊野川を渡ります。
新宮の次の駅である鵜殿駅からは、平野部が続き熊野市駅まで約22kmの海岸線が続く七里御浜沿いに進みます。
海岸線でも少し内陸を走行するので、海はあまり見えません。
途中の熊野市駅ですれ違った衝撃緩和装置付きのキハ85系。
先ほどはJR西の鹿対策をご紹介しましたが、JR東海も同様に試行錯誤しているんですね。
この辺りは、入り組んだ入江(リアス式海岸)になっていてちらっと海を望むことができます。
新鹿駅(あたしかえき)の目の前には新鹿海水浴場が。ここは環境省の「日本の水浴場88選」にも選ばれており、砂質は白く細く水質は三重県の遊泳場の中でも最高評価の水質でAAにランクされているようです。夏に泳ぎに来たいなぁ(^.^)/。
こちらは船(漁船)の墓場かな?
東紀州の玄関口、紀伊長島駅。青空フリーパスの利用範囲の最南端ですね。
紀伊長島駅まで所々見えてきた太平洋もここでお別れ。ここからは山岳地帯を走行します。
大小幾つものトンネルを抜け、
列車は北上していきます。
多気駅に到着するころには、日が沈み外は真っ暗に。
新宮から4時間10分終点の亀山駅にやっと到着。
ロングシートでしたが、新型車両というだけあって疲れはそれほど溜まらず。
乗換まで30分ほどあるので、気分転換がてら駅前を散歩してみることに。
駅前には大きな鳥居。
能褒野(のぼの)神社一の鳥居だそうです。
散歩とは言っても、すでに辺りは暗くお店もしまっているみたいだったので、早めに駅に戻ります。
6本目 20:16発 普通 加茂行
さぁ、旅も終盤に近付いてきました。
関西本線で大阪方面へ。
乗車するのはキハ120系。
外は真っ暗。車内では、ディーゼルエンジンの音が響き渡ります。
草津線との接続駅である柘植駅で半分ぐらいの方が降りました。
あっという間に終点加茂駅に到着。
7本目 21:44発 普通 JR難波行
ここからは電化区間。加茂より以西も引き続き関西本線ですが、営業上の呼称は関西線から大和路線に変わります。
このままこの列車で大阪方面へ戻ることもできますが、なんとなく木津駅で片町線(学研都市線)に乗り換え。
8本目 21:59発 快速 新三田行
この駅発の快速に乗ります。321系です。
さすがに旅の疲れが出始めウトウトしているうちに京橋駅。
9本目 23:04発 普通 環状線
本日ラスト。環状線内回りで旅のゴールへ。
大阪駅を出て約17時間。再び大阪駅に戻ってきました。
さすがに、疲れた~
感想
今回の旅を改めて振り返りますと…
こんな感じでした。ちょうど紀伊半島を一周してきました。紀伊半島1周は青春18きっぷを利用した旅の定番となっていますが、一日で回りきる方はあまり多くないかもしれません。しかし大阪からの場合、今回のように十分1日で回ることが可能です。(かなりの乗り鉄仕様ですが…(;^ω^))
ゆっくり観光をしたいという人は、1泊あるいは2泊ぐらいして回られるともっと紀伊半島を楽しめるのではないでしょうか。
また少しリッチに特急で所々ワープするのも大いにアリですね。
まぁどちらにしても紀伊半島は大海原の絶景を楽しむことができる箇所が多いのでとってもおすすめです。皆さんも試してみてはいかがでしょう。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
絶景の海を堪能! 日帰り紀伊半島列車旅 完結。