JR西日本30周年記念乗り放題きっぷのお話⑶ 実践編
JR西日本30周年記念乗り放題きっぷのお話⑵のつづき…
今回は、苦労して手に入れた「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を利用した旅行記です。
今回のルートは
赤線をたどっていきます。
テーマは「JR西日本の新幹線・特急を堪能!」です。
事前に詳細な予定を書いたしおりを作成しました。
それでは旅行記スタート↓。
10月15日 AM4:55 大阪駅
始発の新幹線に乗るため午前4時に起床しました。
天気はあいにくの小雨。
それではさっそく大阪駅の改札を通ります。
「今日一日よろしく」ときっぷに伝えます。
1本目 5:00発 普通 京都行き
始発ですが座席はほぼ埋まっていました。
約4分で…
新大阪に到着。
エスカレータで新幹線改札口に向かいましたがまだシャッターが下りています。さすがに早すぎたかな(笑)。
しかし3人~4人はすでに並んでいました。
5時15分シャッターが開きました。
結局5時30までに50人程度が改札前に並んでいました。おそらくほとんどがこのきっぷの使用者かな。皆さんのお目当ては、6時発みずほ601号の自由席。
今か今かと待ち構えます。
5時30分ちょうどに改札が稼働し始めました。
改札が開くと同時に皆さん21番線の自由席のドアまでダッシュします。
2本目 6:00発 みずほ601号 鹿児島中央行き
無事3号車の座席を確保できそうな位置に並べました。
20分前にドアが開きました。
N700系7000番台。
新大阪発車時には全席がうまりました。
新神戸で立つ人が出始めました。
車内販売のワゴンも通るだけで精一杯で大変そう。姫路でさらに混みあいます。
車掌さんは自由席の車内検札をあきらめていました。(^^;
新大阪から50分で岡山に到着。
降りた人よりも乗る人の方が多かったです。
3本目 7:05発 やくも1号 出雲市行き
新幹線ホームから在来線ホームまで降り、特急やくもが入線してくる2番乗り場まで移動します。7時ちょうどに入線してきました。
特急やくもといえば381系。
JR西日本で国鉄型特急の活躍を見られるのも今ではココだけとなってしまいました。
やはり国鉄特急のエンブレムはかっこいいですね。
ちなみにこの列車「やくも」の名の由来は島根県東部の旧国名である出雲にかかる枕詞の「八雲立つ」(やくもたつ)によるものだそうです。
カラーリングの由来は大山の冠雪の「白」と、出雲大社の巫女の「赤」をイメージしたものです。
全列車が岡山駅 - 出雲市駅間 (220.7km) で15往復(1号 - 30号)が運転されています。
岡山発車時の乗車率は7割ほど。
少し雨が強くなってきました。
倉敷までは山陽本線を走行します。
倉敷に到着。ここから伯備線に入ります。
この時点で8割程度の席がうまりました。
霧が出てきました。
ここから単線区間です。
上りのやくもとすれ違い。
右に左に高梁川を交わしながら走ります。
伯備線はカーブとトンネルの多い山岳区間が多いですが、381系の持ち味である振り子で駆け抜けます。
デビュー当時に比べ座席はよくなりましたが、それでもそこそこ揺れます。気が付くと机のモノが何度か落ちそうなりました。(^^;)
険しい岩山ですね。
採石場もありました。
その後何度か対向列車との行き違いをしながら走行。
雨はほとんど上がったみたい。
車内は寝ている人も多く走行音のみ聞こえます。
ここでやくもとお別れです。
JR西日本30周年記念乗り放題きっぷのお話⑷につづく…