伊丹空港を堪能しよう!~飛行機がよく見える場所を訪ねて~
2月某日、自転車でサイクリングがてら伊丹空港に飛行機を見に行くことにしました。
私は少し体を動かしたいときや、考え事があるときによく伊丹空港に来て、飛行機をボーっと眺めています。なんか落ち着くんですよね~。
今回は伊丹空港付近で飛行機を見ることができる有名スポットをいくつかご紹介しようと思います。
この日の天気は晴れ・最高気温11℃とサイクリング&飛行機を見るにはもってこいの気候。自宅から自転車を飛ばすこと約1時間伊丹空港に到着。
まずは伊丹スカイパークに行くことにします。
伊丹スカイパーク
伊丹スカイパークは、伊丹空港(大阪国際空港)の西側に位置する9ヘクタールもの巨大公園です。1993年から、国、兵庫県、伊丹市の3者により整備され、2006年7月9日に一部がオープンし、2008年7月12日に全面オープンしました。
園内は9つのエリアに分かれています。お昼はお弁当を持って航空機を見に、夜は空港の夜景を見にと、昼夜を問わず楽しめるスポットです。
この日は雲一つない快晴でとっても気持ちがいい。
アイベックスが離陸準備をしています。
小型のCRJ700ERなので軽快に飛び去っていきました。
CRJシリーズは巡航速度が非常に速いそうですよ。
アイベックスを見送ってすぐにジェイエアの着陸機。
伊丹はたくさんの地方路線を結んでいることだけあって、離陸・着陸がひっきりなしに行われています。
小型機だけでなくもちろん中・大型機もたくさん飛んできます。
中央エリアに向かって歩いていくことにしてみます。
中央エントランスにやってきました。ここは他の場所に比べて幅が広くなっています。
石階段のテラスのようになっていて、真ん中には噴水があります。
中央エントランスには屋根付きの展望施設「スカイテラス」があり、そこには航空機の離着陸情報を表示する「フライトスケジュールモニター」が設置されているので離発着機の情報がすぐにわかります。またスカイテラスの下には「カフェ」や「売店」があるようです。私は行ったことないですが。
スカイテラスの隣には「スカイウォーク」という橋のような通路があり、着陸機も離陸機もいい感じで撮影できます。
A滑走路から飛び立つ飛行機は目の前に見ることができます。
パノラマ機能で撮ってみるとこんな感じ。前に木などの視界を遮るものがないのでよく見えます。
JALのB777がB滑走路に向かってタキシングをしています。
この時間だと羽田行きかな。
離陸まで撮影してみることにします。
離陸準備ができたようですよ。
パイロット:「Osaka Tower, Japan air116, at Runway 32L. Ready for Takeoff」
管制官 :「Japan air116,Osaka Tower, Runway 32L, Cleared for Takeoff」
パイロット:「Runway 32L, Cleared for takeoff」
パイロット「80」
パイロット「V1」
パイロット「V2」
管制官 :「Japan air116, Contact Kansai departure on 119.5MHz」
パイロット:「Japan air116, Roger, 119.5MHz」
管制官 :「Good day!」
気を付けて行ってらっしゃい!
中央エントランスから北エントランス方面へ向かいます。
イルカ塗装で有名な天草エアラインの「みぞか号」が離陸しようとしています。
天草エアラインは保有機材がこの‘‘みぞか号‘‘ことATR42-600型1機のみです。この1機だけで1日10フライト行っています。とっても働きものです。ガンバレ!
子供向けの遊具も充実しています。立体迷路のようなアスレチックやすべり台などの様々な遊具があります。
お次に飛んできたのは787ですね。
ビオトープみたいな池もあり、その側面には「ITAMI」のサインが大きく描かれています。
また着陸機がやってきました。
機体はB777のようですが、塗装が違うようです。
もしや………東京オリンピックの特別塗装機か…
この位置からではフェンスが邪魔で撮影できないけど…
上に上がりフェンスの無い所から撮影するだけの時間はない…( ゚Д゚)
予想は見事的中。1月29日に就航したばかりの「HELLO 2020 JET」です。
下に降りていたのでフェンスに完全にかかりました(泣)
上に上がったころにはすでに遅し。
ちゃんと撮りたかったなぁ~(・´з`・)
ということで離陸はしっかり撮ってやる!と心に決意。
一番端(滑走路の中央付近)までやってきました。
次は着陸機が間近で見えることで有名な‘‘千里川土手‘‘に向かいます。
千里川土手
伊丹スカイパークから自転車で3分。千里川土手はB滑走路32Lに着陸する飛行機が間近に見ることができ、ここ5年ぐらいで一気に有名になりました。
15年ぐらい前は知る人ぞ知る穴場スポットでほとんど人がいなかったのですが、最近は大変人気ですね。
この距離で着陸機を見られるのは全国でもここだけではないのでしょうか。
何しろ進入灯がこの位置にありますからね。
滑走路側です。
さて飛んできましたよ。真正面からだとANAかJALかわかりませんね(笑)
(※ANAといってもエアジャパンやウィングス、JALといってもJACなどがありますが、ここではANA・JALと表記します)
ANAの737‐800でした。
次は大型機です。JALの777かな?
この迫力!恐怖すら感じます(´゚д゚`)。
この青空に着陸機。背景写真のようです。
これは何でしょうか?
ANAのA321ceoでした。
離陸機もこんな感じで見ることができます。
エンジンを吹かす音がよく聞こえとても心地よい。
おっ!やってきました。先ほどは上手く着陸を撮ることができなかった「HELLO 2020 JET」です。
いい感じで滑走路に進入していきます。
公式みたく「HELLO BLUE、HELLO FUTURE」の文字を入れてみました。
それらしくなりました?。(笑)
このアングルから離陸を見るのもいいですよね。
いってらっしゃい(^^
今度は千里川土手の後ろよりから見てみます。
ターボプロップ機も
ジェット機もこのアングル最高!
ここから離れられません(^^;)…とは言っても、きりがないので次の場所に移動します。
滑走路横
千里川土手から砂利道を進むこと約5分。
滑走路の横に到着。
ここはあまり知られていないみたいですが、ここも結構迫力があります。
A滑走路32Rに着陸する小型機が真上を通過します。
B737・A320・CRJ700ER・DHC-8・エンブラエル170などの小型機を見るならここです!
32Lにタキシング中の機体もこの近さで見られます。
格納庫
伊丹空港にはANAホールディングスが出資する整備会社MROジャパンの格納庫が2練あります。
機体整備・電装整備・構造整備・客室整備・機体塗装・装備品整備等を行っています。
特に期待塗装については,ANAグループで唯一の塗装技術を持ち,特別塗装機の塗装はここで行われています。最近ではスターウォーズ塗装はここで実施されました。
かつて人気を博したポケモンジェット・FLYパンダ・モヒカンなど,様々な人気ものがここで誕生していますよ。
かつてはこんなことも。
2014年1月12日伊丹空港にさよならフライトで訪れたB747-400D(JA8961)を見に行った時の写真です。ここで機体見学会が行われました。この時も自転車とばしてきたなぁ~。ジャンボジェットには他の機種にはない威厳があります。できることならもう一度乗りたいな(*´ω`*)。
隣の第一格納庫にはボンバルディアDHC8-Q400が入っていました。
この後、ターミナルの展望デッキに行こうかと思いましたが、ターミナルビル改修工事により、昨年(2017年)12月から今年(2018年)まで全面閉鎖しているみたいだったので断念。
エアフロントオアシス下河原
展望デッキの代わりにB滑走路14L付近にある「エアフロントオアシス下河原」を訪れました。個人的にはここが伊丹空港付近の公園で一番のお気に入り。
飛行機のカタチを模した赤道環型日時計があります。
ここのベンチで飛行機を見ながらお弁当を食べたり、読書したり何をするにしても最高です。
また展望スペースのようなところもあります。
大阪付近の高層ビル群まで見えます。真ん中に見えるのがスカイビルです。
左手には各新聞社のヘリ格納庫や兵庫県警航空隊の格納庫が並んでいます。
A滑走路から離陸した飛行機がこのアングルで撮れます。
この機体はエンジンの側面のイルカのロゴから「スーパードルフィン」の愛称を持つ737-500です。
公園南寄りにはベンチの並んだ場所があり、
このようにA滑走路から離陸した機体を正面からとらえられます。
バックショットもいい感じ。
まとめ
以上みてきたように伊丹空港は街中にあり、近くに多数の公園や川の土手が整備されているので他の空港に比べて近距離で飛行機を見ることができます。また様々な角度から見ることができるのも特徴の一つです。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
以上で失礼します。
ありがとうございました。