160円で464キロの旅! ~関西大回り乗車の旅2018初夏~⑴ 大阪環状線・阪和線・和歌山線
2018年初夏、久々に『大回り乗車』で出かけようと思い立ち、旅に出ました。
2017年の冬にも大回りしましたが↓
lifeisjourney-k-s.hatenablog.com
前回は、和歌山線には乗らなかったので今回は、和歌山線も回りつつ大回りしてみようと思います。
(※大回り乗車の定義についての詳細は他のサイトをご覧ください。)
ルートはこんな感じです↓
ルート
スタートは大阪駅。まずはそこから大阪環状線・阪和線を経て和歌山駅に向かいます。和歌山からは和歌山線に乗り換え、高田駅まで向かい、そこから万葉まほろば線で奈良駅まで。奈良からは大和路線の大和路快速で終点加茂駅に。そこからは非電化区間の関西線で三重県の柘植駅に行きます。柘植で草津線に乗り換え、草津駅へ。その後、琵琶湖線で米原駅を経て、北陸線で湖北の近江塩津駅を目指します。近江塩津で湖西線に乗り換え、ゴールの新大阪駅に至るというものです。
その距離464㎞。
お値段は大阪-新大阪間の160円。
今回は4部作を予定しています。
最後までゆる~く書いていこうと思いますので、よければ最後までお付き合いくださいませ。
それでは、旅のスタートです。
さぁ、時刻はam7時前。大阪駅にやってきました。
本日の天気は晴れ。うん、絶好の旅日和ですね(*^。^*)。
まずは、きっぷを買いましょう。
大回り乗車なので当たり前ですが、途中下車不可です。
最初に乗車するのは、紀州路快速。
ホームに上がると、今では絶滅寸前の201系が内回り・外回りの両方に入線していました。オレンジ一色の201系は、2016年より導入された323系の増備と共に徐々に数を減らしつつあります。見られるのもあと数ヵ月になりそうですね。
1本目 7:05発 紀州路快速 和歌山駅行
一本目は紀州路快速和歌山行です。紀州路快速は通常、関空快速と連結され運転していることが多いですが、この列車は8両すべてが紀州路快速で和歌山に向かいます。
環状線内は朝ラッシュということもあり大変混雑していましたが、阪和線に入り堺市・三国ヶ丘・鳳・和泉府中・東岸和田・熊取を経て日根野駅辺りでようやく車内が空き始め、座席に座ることができました。
和泉砂川駅を過ぎると徐々に勾配区間が増え始め、山岳区間に入ります。
春には多くのカメラマンや桜の花見客が訪れる山中渓駅を過ぎ、列車は和歌山県へ入ります。
六十谷駅の先で紀の川を渡り紀伊中ノ島駅を通過し、紀勢本線と和歌山線が左手に並走してくると、
終点和歌山駅に到着です。
さぁ本日楽しみにしていた和歌山線に乗り換えです。和歌山線は7・8番のりばです。
おっ?
この先‘‘のりかえ改札機‘‘があります?あれ、確か去年はなかったような…まぁとりあえずホームへ下りてみると、
確かに中間改札ですね。加古川駅みたいに有人の改札だと思っていましたが、無人?なのかな。
とりあえず、インターホンを押し、大回りしていることを伝えると「きっぷをおいてください」のところにきっぷを提示してくださいと言われて、提示すると、こころよく通していただけました。ありがとうございます(^^♪。
和歌山線は無人駅が多いので、中間改札を置くことも致し方ないと思います。
おぉ、左手に何か来たと思いカメラを向けると…‘‘パンダくろしお‘‘ですね。
数分後、乗車する和歌山線の車両が、くろしお1号と仲良くご登場。
スカイブルーがいかにも‘‘ワカヤマ‘‘らしいですね。
2本目 9:04発 普通 奈良行
これで和歌山線・桜井線(通称万葉まほろば線)を通り奈良駅に向かいます。
105系はもともと、常磐緩行線・営団地下鉄千代田線直通運転用として1970年代に103系1000番台として製造されました。常磐快速線・成田線へ転用された後、56両が105系に改造され主に和歌山で活躍しています。車齢は約50年ということになりますね。
しかし、そんな105系にも終わりが近づいてきているようです。2019年春からは新型の227系1000番台への置き換えが決まっています。ほんとに50年間お疲れさまでした。今回は乗り納めということで楽しませていただきますね♪。
さぁ話を戻して、、、
まずは車内をサクッとご紹介。
エアコン・扇風機がレトロですね。
わかやま電鉄のうめ星電車・朝夕運用のみの117系の到着を見届け、3時間の105系旅の出発です。
和歌山駅を出ると早くも車窓は、田園風景。いいですね~♪。
千旦駅・布施屋駅を過ぎてふと思ったのですが、和歌山線・万葉まほろば線って難読駅名が多いと思いませんか?(自分の漢字力が乏しいだけかもしれませんが(-_-;)…)
例えば、以下の駅名なんていかがでしょう?
- 布施屋
- 笠田
- 中飯降
- 隅田
- 畝傍
- 櫟本
- 帯解
- 京終
特に万葉まほろば線は奈良県を走るというだけあって、歴史関係の難読地名が多いですね。あまり和歌山線・万葉まほろば線を利用しない私からはさっぱりw。
皆さん上記に上げた8つの駅名を読めるでしょうか。
答え合わせは、最後の記事で…
なんて面倒くさいことはしませんよ。
いいですか?
それでは答え合わせを↓
布施屋→ほしや
笠田→かせだ
中飯降→なかいぶり
隅田→すだ
畝傍→うねび
櫟本→いちのもと
帯解→おびとけ
京終→きょうばて
難読ですねー。読めましたか~?
少し話がそれましたね…旅に戻しまして、
列車は、紀の川を跨ぎ奈良方面へ向けて走ります。
車窓は相変わらずのどかで、いい景色が続きます。
160円で464キロの旅! ~関西大回り乗車の旅2018初夏~⑵につづく…