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関西のんびりローカル線の旅 2018春 Part1 湖西/小浜/播但線

 

 2018年春某日。

 

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今回も旅に出るべく大阪駅にやってきました。

いつものように早朝スタートではなく、のんびりとスロースタートです。

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そう、今回の旅のテーマは「のんびり」です。さぁ旅の始まり始まりー。

 

…とその前に今回の旅のルートをご紹介。

ルート

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大阪駅から湖西線で一気に北陸方面への玄関口敦賀駅へ。小浜線に乗り換え終点舞鶴駅を超え、舞鶴線山陰本線和田山駅へ。一部非電化の播但線姫路駅まで行き東海道本線でゴールの神戸駅まで向かうというルートです。

 

今回は2部作となっています。

よろしければ、最後までご覧ください♪

1本目 09:16発 新快速 敦賀

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さぁ1本目、新快速です。これで一気に終点敦賀まで向かいます。

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左に京都鉄道博物館が見えると、もう京都駅。

大阪から28分、新快速は時間も速度も早い速い!。

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山科駅を出ると東海道本線(琵琶湖線)と分岐し、湖西線に入ります。湖西線は左に比叡・比良山脈、右に琵琶湖の湖面を眺めることができる風光明媚な路線です。

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草津野洲米原方面に向かう新快速(琵琶湖線経由)は京都を出た後も混んでいますが、湖西線を走る新快速はのんびりとしています。

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湖西線の拠点駅である近江今津駅に到着。新快速はここで後ろ8両を切り離し、敦賀方面へは前4両で向かいます。この増解結作業中にたいていサンダーバードに先を越されます。

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近江今津を離れると一転して市街地から外れ、水田地帯の中を走ります。

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新疋田駅を出ると今までは右を走っていた上り線が左側を走るようになり、上り線は有名な鳩原ループ線を走ります。敦賀方面へ行く下り線は直線です。

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日本海側の港町として栄えた敦賀市の中心駅、敦賀駅に到着。

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ベンチに派手な白色の服を着ている人が座っているなと思って、近づくとびっくり(;O;)

恐竜が白衣を着て座っていました。「ダイノベンチ」というらしいです。さすが恐竜王福井県!。

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対面ホームではサンダーバードが高速通過。

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次に乗る小浜線の列車まで時間があるので改札を出ます。

小浜線のラッピング列車のポスターです。こんなのが走っているのですね。

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階段には北陸新幹線E7系が。そうです敦賀駅は2022年度の北陸新幹線延伸開業を控えています。北陸新幹線の最終的な終点は新大阪駅とされていますが、全線開業までの間この敦賀駅が関西と北陸をつなぐ重要な乗り換え駅となります。

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駅南側では北陸新幹線開業に向けて駅舎工事が行われています。まだ土台工事しか行われていませんが、約5年後にはここに新幹線が来ると思うとワクワクしますね。

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敦賀駅はここ数年で駅舎リニューアル・駅交流施設「オルパーク」の建設・駅前広場整備・などが行われきれいで使いやすい駅になりました。

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駅前には蒸気機関車9600形の動輪がありました。敦賀駅100周年を記念して設置されたもののようです。

駅前をのんびり散歩した後、旅を再開。

2本目 12:20発 普通 東舞鶴

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次に乗るのは小浜線。終点の東舞鶴駅まで乗ります。

小浜線といえば125系ですね。

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おぉっ、後ろの車両は先ほど駅のポスターにあった「小浜線キャラ号6」です。この車両は嶺南6市町(敦賀市美浜町若狭町小浜市おおい町高浜町)の「ゆるキャラ」のイラストが車両にラッピングされています。

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この時すでに12時をまわり、お腹が減ってきました。

今回の昼食はこれ!。

先ほど敦賀駅で人気の駅弁「鯛の舞」・「炙ります寿司と鯛鮨」を買っておきました。

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こんな車窓を見ながら、食べる駅弁は最高です。(^^♪

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絶品に舌鼓を打っているうちに、小浜駅に到着。そういえば北陸新幹線はココ小浜にも駅ができる予定となっています。駅周辺も新幹線開業によって大きく変わりそうですね。

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若狭本郷駅にはこんなものが。SL義経号のレプリカです。1990年に大阪で開かれた「花の万博」で走っていたものです。
なお、駅舎も万博でJR西日本のパビリオンとして使われたSL駅舎を移築したものとなっています。

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若狭湾を左に列車は舞鶴へ。

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敦賀から約2時間、小浜線の終点舞鶴駅に到着です。京都府北部における中心都市である舞鶴市の拠点駅となっています。ちなみに舞鶴駅というものはなく、この東舞鶴駅とお隣の西舞鶴駅となっています。

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今まで乗ってきた車両と回送の特急との縦列停車。

f:id:lifeisjourney-k-s:20180504184449j:plain東舞鶴駅は島式ホーム1面2線なので時間によってはこのような縦列停車が見られます。

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京都発着の特急まいづるの発着駅でもあるので、もう少し大きい駅かなと想像していましたが、こじんまりとした駅なんですね。

調べてみると、かつての東舞鶴駅日本海側唯一の軍事拠点として開府した舞鶴鎮守府を中心にして軍都として急速に発展した街の駅であり、第二次世界大戦までは度々皇族が訪れたことから貴賓室が設置される程の大きな駅舎を有していたそうです。

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戦後は大陸から舞鶴港への引揚者が当駅より各地へと帰還しました。市内には舞鶴引揚記念館を有するほか、駅内にもその当時の様子を伝えるパネル展示があります。

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次の乗り換えまで56分あるので駅周辺を散策してみましょうか。

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舞鶴といえば‘‘海‘‘です。先ほども書きましたが古くから帝国海軍の軍港として利用された舞鶴は、現在も海上自衛隊舞鶴基地として存在しています。岸壁付近には護衛艦が停泊している北吸桟橋や赤煉瓦倉庫など見どころは目白押しですが、歩いていくには時間がね……。見たいのは山々ですが、今回はあきらめます(-.-)。

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おそらくこの通りをまっすぐ行くと海に出るんでしょうね…。

 

軍港‘‘舞鶴‘‘に思いを馳せながら時間を潰すことにします。

 

 

関西のんびりローカル線の旅 2018春 Part2へつづく…。