LCCで大阪~東京を利用するのはお得?⑴
一年間で大阪~東京をどのぐらいの人が移動するかご存知だろうか。
約1億6000万人弱もの人が移動している。つまり国民の全員が年に一度は移動している計算になる。
移動手段は何を使いますか?
例えば、新幹線or航空機or高速バスなど…様々な移動方法がある。
シェアでは新幹線が圧倒的。その割合85%
確かに楽に速く移動するなら、新幹線が一番である。
料金(のぞみ)
普通車自由席 | 13,620円 |
普通車指定席 | 14,450円 |
グリーン車 | 19,230円 |
自分で支払う場合、決して安いといえる金額ではないのではないか。
往復で3万円弱である。
では最安で行くとなると…
調べてみたところ最安は
高速バス「たびのすけ」というバスが2300円(4列シート)
(時期によっては2100円もある)
自分の予想では青春18きっぷの2370円が最安と予想していたため、少し驚いた。
青春18きっぷで移動した場合
大阪駅をAM5:00に出発したとしても東京に着くころには15:00
これでは一日の活動時間の半分を移動に使うことになる。
さらに一度やったことのある方であればわかるだろうが、この方法は非常に
疲れる。乗り換えも5~7回はあり、さらに各駅で止まる区間、ロングシートの区間
など、電車に乗ることが好き(乗り鉄)な人しか耐えられないのではないのだろうか。
そもそも青春18きっぷは利用期間が決められており、年中使えるわけではない。
それならば夜行の高速バスはどうだろうか?
最近は個室型の豪華なバスなど工夫を凝らしたバスが増えてきているが、値段が高いためここでは最安の4列シートで考える。
前日の夜に出発し翌朝到着するので翌日の活動時間は無駄にならない。むしろ始発の新幹線で行くよりも早く着く。しかし格安のバスのほとんどが、4列シートで座席間隔も狭いため、ぐっすり寝ることは難しい。結局、体がだるいままその日を過ごすことになることも多い。
当たり前ではあるが、快適だが値段が高いorしんどいが値段が安い ということになる。
LCCの場合
そんな中、2012年から新規国内格安航空会社(LCC)が現れてその安さに驚いた。
3500円~というその価格は非常に魅力的だ
飛行機なら新幹線よりも速いし…安いし…と思うかもしれないが、
一つ落とし穴がある。空港だ。
現在、東京~大阪を就航しているLCCピーチ、バニラエア、ジェットスター、春秋航空日本のすべてが関空~成田である。
伊丹~羽田ならまだしも関空~成田となると少し話が違う。
関空も成田も郊外にある。都会に出るためにお金も時間もかかる。
そうではあるが LCCで行くからには、そこも節約したい。
調べてみると…
大阪(梅田)駅ー関空 最安移動手段 1000円 (1時間10分弱)
「関空ちかトクきっぷ」が最安だと思われる。
ルートとしては御堂筋線梅田駅からなんば駅に向かい、南海難波駅で空港急行に乗り換えるというものになる。
これが安く行く一つの手段ではないだろうか。
成田ー東京駅/大崎駅 最安移動手段 1000円 (約1時間)
最近になって様々な格安バスが登場している。「THEアクセス成田」・「東京シャトル」・「成田シャトル」の3社などがある。
東京シャトルは事前予約で900円になる。
この3つのバスに乗る際料金の支払いがそれぞれ異なるので注意が必要。
詳しくは各社のホームページでご確認をおすすめします。
THEアクセス成田↓
東京・銀座~成田空港 ラクラク安心1,000円高速バス THEアクセス成田
東京シャトル↓
成田シャトル↓
東京(大崎駅)⇔成田空港を繋ぐシャトルバス(1,000円最短75分でアクセス!) |高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
つまり
LCCで行く場合の料金 電車台+飛行機代+バス代と最低でも5500円以上
LCCで行く場合の時間 電車60分+乗り換え30分+飛行機(空港)120分+乗り換え30分+バス60分と最低5時間以上
それでも高速バスや青春18きっぷで行くよりも少しは楽に速くいくことができるのではないだろうか?
では実際に
LCCを利用する中では最も最安と思われる
南海で難波~関西空港✈LCC(バニラエア)✈成田空港~東京駅の順で行ってみた。
LCCで大阪~東京を利用するのはお得?⑵につづく……