こだま指定席きっぷで行くしまなみ自転車旅⑵ 実践編 2017夏
こだま指定席きっぷで行くしまなみ自転車旅⑴のつづき…
9月某日、実際にこだま指定席きっぷを購入し新神戸から新尾道に行ってみた。
7時13分発のこだま731号に乗車する。
個人的に一番かっこいいと思う新幹線。
新大阪に乗り入れる500系もかなり減り、かなり貴重な存在です。
6号車を予約しておきました。
そうグリーン車です。
5000円でグリーン車までも乗れるとは…
かなりお得ですね
あっという間に
新尾道に到着
とても快適でした。
もっと乗っていたいと思いつつここでお別れ。
自転車をレンタルするためバスで尾道駅まで行きます。
時間は大体15分ほど。
尾道駅の近くで、レンタサイクルを事前に予約しておきました。
レンタル料金は1日1000円 保証金1000円と合計2000円で借りることができます。
ちなみに、ジャイアントストアでレンタルすると7000円~(乗り捨ての場合)しかないことを考えると、破格の値段ということがわかりますね。
実際に借りた自転車はブリヂストンの"ordina"という自転車でした。
走り味はママチャリとクロスバイクの真ん中とでもいったところでしょうか。
1,000円で借りれることを思えば十分。
しまなみ海道
具体的な情報などは以下のサイトをどうぞ
さて、走り出します。
まず本州から向島に向かいます。
本州から向島までは新尾道・尾道大橋がありますが、レンタサイクルのおじさん曰くフェリーで行く方がここから(尾道駅前)の場合早いとの情報を聞き、その通りにしました。
お値段150円。
サイクリストのほかに地元の人も乗っていました。
向島を快調に走り抜け…
初めて橋を渡ります。因島大橋。
ちなみに本来は各橋を渡る際料金が必要ですが、今なら平成30年3月31日まで期間限定で無料になっています。
自動車道と自転車歩行車道が2段階構造になっています。
因島も順調に走り抜けました。
次に渡るのは、生口大橋。
スレンダーな主桁がとても優美です。
瀬戸内の海岸風景はのどかで美しいな~と思いつつも前に進みます。
途中、こんな所も。
防波堤は危ないので自転車は降りておしましょう。
さて三つ目の橋は、多々羅大橋。
生口島と大三島の間の県境に架かる世界最長(建設当時)の斜張橋だそう。
今はロシアとか中国に越されてしまったとか…
この橋は県境にもなっています。
非常に美しい!!
個人的にうまく撮れた写真だったと思ったのでスマホの背景写真に設定しました。
アーチ型の橋です。
開通当時(1979年)は、我が国最長のアーチ橋でした。
伯方島はそんなに距離もなくアッという間に次の橋伯方・大島大橋にたどりつきました。
真夏なら海水浴できそう。
ちなみに、しまなみ海道にはブルーラインという青い線が白線の横に引かれており、道に迷うことなくスムーズに今治まで向かうことができます。
さて次にわたる橋がラスト。
来島海峡大橋です。
大島と今治間の海の難所・来島海峡に架かる世界初の三連吊橋となっています。
空にそびえる6基の主塔は美しく弧を描くケーブルが優美な姿をみせており、20世紀の架橋技術の結晶といえるものです。
夕日とマッチしていてとてもきれい!
もっと走っていたかった…。
この橋の向こうは四国。
しまなみ海道を走った感想…
私自身、淡路島一周(アワイチ)、琵琶湖一周(ビワイチ)などいろいろなコースを走ってきたが、その中でも一番走りやすかったです。
ビワイチ(200km)を一日で走破した時には、かなり疲れてもうこりごりと思ったが、しまなみはもう一度やってみたいと思える適度な疲労で走破することができました。
あまりサイクリングをしたことのない方でも気軽に楽しめ、絶景を堪能できると思います。
よかったら挑戦してみてください。
おそらく橋の通行料金が無料のうち(平成30年3月31日まで)にもう一回走りに来ると思います。(笑)
総評「こだま指定席きっぷ」
今回の旅の
- お得度 :★★★★
- 満足度 :★★★★★
- 難易度 :★
- おすすめ度:★★★★
正規運賃だけで行くと新神戸→新尾道7340円(自由席)さらにグリーン車になると10,000円以上するので、かなりお得に行けたのではないだろうか。こだましか使えないが、関西方面から来ることを考えても、新尾道に着くのは8時43分で、時間としても無理なく今治までたどり着けた。鉄道に詳しくない方でも実行できる手軽な旅だと思う。ただし2人以上でないとこの切符は使えないため注意が必要。
自信をもっておすすめできる旅です。
ありがとうございました。